ヴァシュロン・コンスタンタン トラディショナル キャリバー 2253

ジュネーブに受け継がれる伝統的な時計作りをするヴァシュロン・コンスタンタンは最高水準のコンプリケーションウォッチを得意としております。ミニッツリピーター、トゥールビヨン、パーペチュアルカレンダーを搭載するキャリバー2755 QPは現行モデルの最高峰。こちらのモデルはリピーター機構の代わりに均時差と日の出/日の入の天体表示を備えるキャリバー2253を搭載するグランド・コンプリケーションです。

均時差(イクエーション・オブ・タイム)とは、真太陽時の時刻から平均太陽時を差し引いた時差のことで、これによりリアルな太陽の位置(日時計と同じ)を示す機構です。地球は太陽から見て地軸が傾き楕円の形をしている為、一日を24時間で平均化すると-16分23秒から+14分22秒の範囲で変化します。その誤差を補い、4時と8時位置の日の出/日の入の時刻表示で太陽の位置を知らせるのがこの機構の特長です。ケースバックには14日間パワーリザーブ表示も備えます。これほどの複雑機構を搭載しながら、芸術的なデザイン性を保ち、ジュネーブシールまで取得している驚異のタイムピースといえるのではないでしょうか。

トラディショナル キャリバー2253

Ref.88172/000R-X0001

手巻き(Cal.2253)

18Kローズゴールド

ケース径:44mm

HISTORY年別