《ウォッチアート・グランド・エキシビション (東京2023)》にて発表されたリミテッド・エディションの中でも恐らく最も人気の高いモデル。ワールドタイムに日付表示(ポインターデイト)を追加した、非常に実用的なモデル。
ワールドタイム機構に日付表示を追加するには、「日付変更線」を跨ぐときの動作が非常に複雑になります。
イギリス・グリニッジが午前11時から正午までの時間帯は、世界中が同日な為、その時間帯に日付変更線を跨いでも日付は変わりませんが、その1時間以外の時間帯では日付変更線を跨ぐことによって日付が前後します。Ref.5330では、新作ムーブメントCal.240 HU Cに特許取得の日付表示差動システムを備えており、その日付表示機構だけでも70個の構成部品を必要としている複雑機構となっています。300本限定製作のリミテッドエディションです。
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Ref. 5330
自動巻(Cal. 240 HU C)
ワールドタイム、日付表示
18Kホワイトゴールド製ケース(φ40 mm)
3気圧防水
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《社長のひと言》
ワールドタイムの日本限定と聞いた時は、単なる文字盤色違いだと思いましたが、蓋を開けたら何とケースも専用設計、文字盤もスペシャル、おまけに初めてカレンダーも搭載させた、初めて尽くしのリミテッドです。
今回のG.Eリミテッドの、ある意味 最も注目を浴びたモデルとも言えます。