【開業21周年 開業当時の傑作モデル⑨】

アワーグラス銀座店は開業当時より、世界的にも極めて稀少なタイムピースの数々を日本の時計愛好家の方々へご紹介して参りました。

前回に引き続き、開業21周年を記念して、開業当時に取り扱いました傑作モデルの一部をアーカイブとしてご紹介致します。

既に生産を終了し、今では見る事も叶わないマスターピースの数々をお楽しみ下さい。


◇ローラン フェリエ



① ガレ クラシック トゥールビヨン ダブルスパイラル ピースユニーク

ブラックエナメルダイヤルにブレゲ数字とブレゲ針を合わせた一点制作モデルです。

クラシカルで控えめなデザインでありながら、高精度への飽くなき追求の証しでもある「トゥールビヨン ダブル バランススプリング」を搭載した美しいムーブメントは、ケースバックからのみ見ることが出来ます。


【社長のひと言】

本来41mm径のトゥールビヨンのケースをサイズダウンさせて特別製作してもらいました。

ブラックエナメルのダイヤル、針やインデックスも特注のまさにワンオフモデルです。


手巻き(Cal. FBN 916-01)21,600振動/時

パワーリザーブ 約80時間

18KWG(直径39mm)




② ガレ クラシック トゥールビヨン ダブルスパイラル ピースユニーク

こちらは18KRGケースにホワイトエナメルダイヤルとブレゲ数字&ブレゲ針を合わせた一点制作モデルです。

シンプルな面持ちの裏側に、2つのヘアスプリングを用いた極めて美しいトゥールビヨンを搭載しております。


【社長のひと言】

こちらもケースからダイヤル、針&インデックスまで特注で製作したワンオフモデルです。

作り手と会話をしながら特注品が作れた、楽しく良い時代でした。


手巻き(Cal. FBN 916-01)21,600振動/時

パワーリザーブ 約80時間

18KRG(直径 39mm)




③ ガレ マイクロローター RG

マイクロローター式の自動巻き機構を採用した、ローラン フェリエの第2作。

脱進機によるトルクロスを低減させるため、ナチュラル脱進機の改良版を採用するなど、至る所に独自の機構を盛り込んだ意欲作です。


【社長のひと言】

トゥールビヨンに次ぐ2作目で、当時ハイエンドモデルしかなかったローラン・フェリエに300万円台のモデルが登場した事を、売り手として大変喜んだ思い出があります。


自動巻き(Cal.FBN229.01)21,600振動/時

パワーリザーブ 約80時間

18KPG(直径40 mm)

HISTORY年別